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八景四動

人の悩みは、一つの言葉では決められない。

つらい時は、自分でも何が起きているのか、うまく話せないことがあります。

八景四動は、その絡まった状態を一緒に見て、次にできることを探すための見方です。

四つの円は、それぞれ別の速さで動かせます。

八景
四動
見立ては動く

いま重なっているもの

人の状態は、ずっと同じではありません。話を聞きながら、見方も動かしていきます。

01 八景

痛いという苦しみ。心と身体を最初から無理に分けない。

02 苦の四動

一つの考え、感情、構えに固まり、ほかの可能性が見えなくなる。

03 復の四動(仮称)

固まり、絡まり、縛られたものをほどく方向。

04 六照

今、どの苦の景が前面にあるように見えたか。

これは、人を決めつけるためのものではありません。

八景

痛・失・揺・縛・殻・怯・飢・霧。人を八種類に分けず、その時間に前面へ現れている苦しみを仮に置きます。複数の景を置いても、後で置き直しても構いません。

苦の四動

固・散・迫・滞。苦によって、心身がどのように動いたように見えるかを考えます。

復の四動

解・収・鎮・動。本書での仮称です。正しい状態へ戻すのではなく、苦しみ以外のことを考え、自分で選ぶ余地を取り戻す方向です。苦の四動と機械的には結びつけません。

六照

景・因・現・手・滅・判。相談者を測定するものではなく、見立てる側が、決めつけ、言いすぎ、踏み込みすぎを避けるために使います。

同じ人でも、その日、その場面で重なり方は変わります。円が回り続けるのは、答えを一つに固定しないためです。