痛
痛いという苦しみ。心と身体を最初から無理に分けない。
入口へ戻る八景四動
つらい時は、自分でも何が起きているのか、うまく話せないことがあります。
八景四動は、その絡まった状態を一緒に見て、次にできることを探すための見方です。
四つの円は、それぞれ別の速さで動かせます。
人の状態は、ずっと同じではありません。話を聞きながら、見方も動かしていきます。
痛いという苦しみ。心と身体を最初から無理に分けない。
一つの考え、感情、構えに固まり、ほかの可能性が見えなくなる。
固まり、絡まり、縛られたものをほどく方向。
今、どの苦の景が前面にあるように見えたか。
痛・失・揺・縛・殻・怯・飢・霧。人を八種類に分けず、その時間に前面へ現れている苦しみを仮に置きます。複数の景を置いても、後で置き直しても構いません。
固・散・迫・滞。苦によって、心身がどのように動いたように見えるかを考えます。
解・収・鎮・動。本書での仮称です。正しい状態へ戻すのではなく、苦しみ以外のことを考え、自分で選ぶ余地を取り戻す方向です。苦の四動と機械的には結びつけません。
景・因・現・手・滅・判。相談者を測定するものではなく、見立てる側が、決めつけ、言いすぎ、踏み込みすぎを避けるために使います。
同じ人でも、その日、その場面で重なり方は変わります。円が回り続けるのは、答えを一つに固定しないためです。